施主との自主施工。
2Fのコンクリート打設もうまくいき、施主と撥水材を塗る。
塗っていると見えてくる施工の上の荒。
施工上の荒というと施工者に失礼だな。
現場は十分過ぎるほどの仕上がりをやってのけてくれている。
でも、もっと完璧を目指したい。
こういう時には施工者任せにするべきではなくて、施工者と協力して乗り越える義務がある。
その抜け出せる回答は見つかってはいないが、心当たりはあるので追求して結果を出す。
施主と契約を結んだ以上、僕には責任があるんでね。
さて、連休明け、現場のみんなと悩み抜こう。。。
今日もフラフラ。
家についても食欲がない。。。
雨降る中、コンクリート打設。
もちろん今日も叩き人員として参加する。
現場が始まって数ヶ月。
妙に現場に一体感を感じる。
誰が何をやるべきか、気にすべき事は何か、どこを注意すべきか、とかとか。
それぞれが自主的に考え、行動して。
こうなってくると、相乗効果で、どんどん良くなっていく。
こういう姿勢が僕は好きで、こういう雰囲気が大好きだ。
こうなるまでは、ただただひたすら僕は「やる」を言い続ける。
やってみてうまくいけばいいではなくて、できるかわからないではなくて、絶対成功させるという「やる感」を現場の人に持って欲しいからだが、これが意外に大変なんだな。
煙たがられたり、面倒くさがられたりで、孤独感が膨らむ。
でも、必ず変わる瞬間があって、僕はその瞬間が好きで。
最近のこのムードを大切にしつつも、こういう時の油断が失敗を起こすので、ここらでもう一度見直しをしていくこととする。
あ〜やっぱ現場は、オモシロイね。。。
以前、計画したJDL大峰山荘(JDL OMINE VILLA)外構照明計画の現地確認に久々のヘリ出張。
車で行くと4.5時間程かかる道のりも東京ヘリポートから40分で現場着。
1時間の打ち合わせを済ませ、12時には東京へ到着。
久々に見る山荘も、保養所として利用率が上がっているようで、純粋に嬉しい気持ちで現地を去る。
途中で、山裾に点々と自生する桜。
池田町の桜仙狭。
もしかしたら、この桜の点在感を一番綺麗に見れるのは上空からかもしれない。
東ヘリから急いでFMMの現場定例の為に浅草へ。
現場は既に2階の型枠工事に入り、1階の時に比べ大分手際が良くなっている。
1階もうまく打てたし、手際も良くなってきたしと油断しがちだが、ここで油断しちゃいけないことをこれまでのRC物件で学んでいる。
だから、まだまだ緊張は続く。
そんな楽じゃないところが面白いんだな。
さて、茨城の海から浅草の現場に、約束の時間5分前に現場到着。
優秀〜。
まだ一層しか立ち上がっていない現場だが、ちょっと僕なりの考えで撥水剤をかけることにした。
施主と二人きりでのヌリヌリだが、浅草の商業地域、やっぱり隣地との境界線に悩まされる。
体を入れるのだけで精一杯。
塗るには、ちょい曲芸的なフォームで塗り続ける。
下塗りして、上塗り2回目。
辛いです。
暗いです。
でも、施主が強かった。
さすが物作りの人間。
根気強さはさすがと言えるコツコツっぷり。
作るものは違っても、お互いの職について話しながらの作業は何とも楽しかった。
42歳の青春だな。
イイ思い出。。。
今日は寒い。
けど、待ちに待った1F打設だから張り切って現場に向かう。
毎回打設時は15人を確保してもらうようにお願いするのだが、今回もちゃんと15人が揃えてもらえた。
今までのRC現場でも、すべて「叩き」に参加してきたので、もちろん今日も。
まあ参加というか、僕はいつも先頭でそれをする。
この建物の癖は僕が一番知っている。
どこが重要で、どこがコンクリートが廻りにくいか。などなど。
だから先頭で、悔いの残らないように叩きたい。
腕パンパンで、汗びちゃびちゃ。
そんな時に、現場に求心力を感じるのだが、そんな瞬間が好き。
やるだけやったので、後は結果を祈りながら待つことにする。。。