NDAの2階スラブ配筋が終了し、中空ヴォイドも設置された。
スパンの大きいNDAでは、スラブ自身の重量によるたわみが大きくなる。
そこで、発砲スチロールを打ち込み、重量を軽くし、また発砲体と発砲体の間が、
鉄骨のH鋼のような形状になる合理的な工法を採用している。
考え方自体は単純であるし、コンクリート量を1/3程度押さえられるので、費用的にも有効である。
構造家の秋元さんの提案であったが、感覚的にも重いスラブを長年背負う事を考えると、
この工法は非常に有効である。
白い丸が並んでいるのが、なんともかわいいし。
The ends of the slab reinforcement NDA, was also set up a hollow void.
The NDA large span, the greater the deflection due to the weight of the slab itself.
Therefore, driving the foam, reduce the weight, which wants to reduce the deflection.
The idea is simple, it is holding about 1 / 3 the amount of concrete, and also cost effective.
At the suggestion of Mr. Akimoto’s structural design is very effective.
That is lined with a white circle, and so cute.

今日は、MYZの塗装。
天井は、塗装屋さんにお願いしたものの、壁は施主施工。
結局、塗装屋さんや現場監督が手伝ってくれたので、スムースに終了。
大雨のせいで到着が遅れた僕が着いた時には、既にいい感じになっていて、
やる気満々だった僕は、少し拍子抜けしてしまった。
帰りも大雨で、電車も高速バスも東京行きがフリーズしていたので、長野まで北上し新幹線で帰宅。
一日中、乗り物に乗っていたような日だった。
Today, painting MYZ.
The owner painted the walls themselves do.
After all, it helped me a house painter and foreman, smooth ends.
When I arrived late because of heavy rains arrive, and go not quite closed it, I excitedly had the’ve been a little anticlimactic.
Also back in the heavy rain, was suspended for the trains and buses to Tokyo, via the Nagano Shinkansen go home.
During the day, such was the day was riding the vehicle.

施主のらくがき



急ですが、6/29〜7/10まで、グレートブリテン・北アイルランド等を巡る旅に出る事になりました。
その間、事務所は休暇とさせて頂きます。
ロンドンを起点に、今回も一筆書きで、ぐるっとしようと思っています。
関係者の方々には、ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。

ごごご つちだ
今日は、MYZの打設。
平屋のMYZは、打設はこの一発で終わり。
現場監督が職人さんを引っぱり、クセのある設計でもここまで持って来てくれた事に敬意をはらいたい。
それは今日明らかになる。
住宅とは思えない30人を超える人が現場に入り、皆で打設をサポートしている。
打設に関係のない業者さんが、型枠を叩いたり、打ち込みホースのサポートをしたり。
そんなことは見積には計上されている訳ではないから、皆好意で現場に立っている訳で。
物造りは、こうでなければつまらない。
現場では、図面・見積・工程にも組まれていないことをどれだけやるかでクオリティーが違ってくる。
普通にこなすのであれば簡単だけど。
しかしこれは施主の物造りへの大きな理解と、毎日のように現場に足を運びお茶を差し入れする気持ちが、現場に求心力を導いているのだと思う。
皆で造りあげる住宅は、きっとそれがにじみ出ると信じている。

やるだけやったので仕上がりは、なるようになる。
さて、家に帰ってイギリスに行く準備しよ。
眠いな〜できるかな?
こちらは、NDA。
RC造で、こちらは目地等はあまり出さない代わりに、型枠の灰汁(色ムラ)によって
パッチワークのようなパターンを自然発生させようと考えている。
wikiで検索すると、【灰汁】渋み・苦み・不快な臭いなどの元。
そうあまりいい言葉・意味ではない。
ただ、型枠合板から出る灰汁(色ムラ)は、合板一枚一枚の色身の違いによって、
それぞれ違った色やテクスチャをにじみ出し、有機的な表情を見せる。
ただ、これがどれだけ出るか、どうやったらうまく出せるのか、そこが悩ましい。
これもMYZ同様、通常とは真逆な訳で、灰汁を出す為の教科書がない。
敷地周囲は、住宅街であるものの公園と緑に囲まれた風趣のある土地。
閉鎖的な外観を、有機的な外壁にプランターのように開けられた
ヴォイドからグリーンが溢れるような表情で中和したいと考えている。
型枠一枚一枚の色身を丁寧にまびき、裏や表を使い分け、苦労する職人さんと、
最善を尽くそうと苦悩する現場管督さんには「なんとか最後まで付き合っ
てください。」と頭が下がる思いでいっぱいである。
Here, NDA.
Patchwork patterns like the color variation of the mold, trying to believe that naturally occurring.
A search on wiki, source of bitter tannins – lye – an unpleasant odor.
In this sense is not very good.
However, the lye out of the plywood (color variation), the differences are highlighted one by one,
Have a different look.
But for the ordinary and different, there is no reference book.
Around the site, it is surrounded by green parks and atmosphere of a residential area.
The appearance of a closed hand, like to create a facade from the void filled with planting an organic open to the outer wall.
Craftsmen and site management in particular, I want it hard.
こんな感じ?

