今日は、ジウジの仲良しzoyのお宅のクリスマスパーティにお呼ばれ。
皆、それぞれに料理を持ち寄って、年齢も職業もさまざま。
やはりこういうパーティーの楽しさは、色んな話しが飛び交うところ。
ウチから歩いて3分もかからないので、気楽に行け、まさに「近所付き合い」。
「都会は、近所付き合いがない」という話しを聞くが、今になっては地方も変わらない。
同じマンションの人でも、隣の家の人でも良いが、やはりご近所と接点があるというのは、
人の心を潜在的に埋めてくれる気がする。
おいしい料理に、楽しい一日でした。

NDAの現場に、外構の寸法の確認に。
しかし、今日は寒いな〜。
先日、ようやく解体工事が終わったばかり。
木が生い茂り、老朽化により傾いていた木造の建物も無くなり、すこーんと抜けた景色が、新鮮である。
住宅の新築というものは、長い期間かかる訳で、その節目は、各プロジェクトによって違ってくる。
長い時間かかる分、どこかで節目というものが欲しいもの。
その節目節目で、クライアントにも僕にも、それなりの思いや苦労があったりする訳だけど、個人的には
手間がかかればかかる程、なんかイイ。
スマートにサラっていくより、なんかイイ。
一つ一つ積み上げる事が、クライアントにとっても僕にとっても、住宅への愛情となっていく気がする。
NDAもはじめの一歩を踏み出した。

スイス チューリッヒの出版社PSAによって設立された世界中の建築家を紹介するサイト”world-architects.com”にて、no.555が紹介されています。

昨晩は、NDAのプラン打ち合わせ。
20:00スタートで、終了したのは、深夜26:00。
途中からは、ご主人が大切にされているワインを頂き、ワインの「たしなみ」を教わったり。。。。
NDAでは、着々と打ち合わせが進行し、少しずつ精度が高まってきている実感がある。
敷地の条件や法的制約から、ブチあたる局面がその都度あって、一歩進みニ歩下がるみたいなところはあるものの、確実に少しずつ進行している。
それは、やはりクライアントの情熱というものが、そのまま現れるのかもしれない。
住宅というのは、僕たち設計者のものではなく、あくまでクライアント自身のものであって、そういう情熱に僕達は後押しされ、最後までやりきる気持ちになれる。
敷地は、外国人居留地とされていた いわゆる ” Yamate Bluff “。
山手の尾根附近は、非常に細く、限られた数しか家が建たないような希少な場所で、横浜の象徴的な場所、The yokohama 。
そんな歴史と希少価値から、街並の保存に対して住民の意識が非常に高く、本質的な街並保存がなされてきた。
今回の計画地は、イタリア山庭園がすぐ脇にあり、富士山・みなとみらい・山下の景色と全てが見渡せる。外部に対して、開かれた計画の方向性で進めたいものの、周囲の直近の環境から、無防備に開く事は普段の生活に無理を感じたし、クライアントの要望からも高いセキュリティーを求められた。
外周部は、コンクリートの壁で囲い、外部から直接視線が入らないようタテ・ヨコに抜けのあるヴォイドを配置し、そこから必要な採光・通風を確保しようと考えている。
それは、有効な余白ともなり、内部空間に豊かさを挿入することとなる。
閉鎖的で無機質になりがちなファサードであるが、各所に空いたヴォイドには使い手によって植栽を楽しみながら、それが結果として壁の穴から植栽が溢れ出す事になる。建築物自体がプランターのようになる訳。
景色の取得・外部からの視線・セキュリティー・充分な採光など、相反する事柄を、一つ一つ応えつつ、この緑の多い地域にふさわしい新たな緑化建築となる事を楽しみにしている。

” KKC “が、中国の出版社 Chuangyang Culture
” THE LATEST GLOBAL vol.2 ” show flat design collection シリーズ LATEST WORLD DESIGN AWARD ( ワールド設計大賞)ハードカバー P330にて、A4 6ページにわたり紹介されました。


