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TYMを訪れて

POSTED ON 2009年4月24日

長野出張を兼ねて、以前設計させて頂いたTYMに伺ってきました。
ヘアサロン+住宅のこの建築は、都市計画によって将来大幅に拡大される全面道路や激変する周囲の状況をかんがみて、それらに耐えうる建築を目指したものです。
またヘアサロンとしての顧客層を絞ったブランディングを果たす一方で、住宅としての充足度をいかに果たすかが計画のポイントになりました。

一年半前に完成したこの物件は、店舗・住宅ともに、使い手の手により非常にうまくまとめられていたのに関心させられました。
店舗 (HAIR SALON KASBAH )は、機能を重視しながらコンパクト且つ合理的に物が配置され、非常にまとまった空間。
物の配置バランスも非常にうまい。
住宅の方は、男性一人で暮らしているとは思えないくらいに、細かい所に手入れが行き届いており、真っ白い壁がほぼ建設当時のまま存在しておりました。
植栽・家具等も大きさ・配置共に非常に良く考えられている。

建築は、私たち設計者が作り上げるものではなく、使い手が最終的には仕上げるものだと思います。
使い手が、フィニッシュを行い、その行為は実は永遠に続く。
つまり常に自分たち専用にバージョンアップ・手入れをしていくといったような継続性のあるもの。

おそらくTYMのお施主さんは、忙しい私生活の中でも、各フェーズで悩み・苦労を楽しんで生活しているのだと思います。
もはや私たち設計者の色ではなく、使い手の哲学や人間性がにじみ出た、使い手の色になっているのです。

色々勉強させられる訪問となりました。

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KKC_鉄骨製品検査

POSTED ON 2009年4月24日

本日、KKCの鉄骨の製品検査があり、長野の豊科まで行ってきました。
KKCは、福島の物件なのですが鉄骨業者さんが豊科なので、工務店さんも含め豊科まで出張という訳です。
ウチの物件を何件も担当して頂いている鉄骨業者さんなので、安心してお任せできるのですが、
ここでの精度が、建物の精度を決定づける訳です。

豊科は標高が高いせいか、まだ満開のしだれ桜が見られました。
今年はなんでしょう、4月頭から毎週のように満開の桜を見る事ができています。
本日もラッキーな出張でした。

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SOR_Party (ソリック 3周年+引っ越しパーティ)

POSTED ON 2009年4月17日

以前、設計させて頂いた株式会社 SORICHさんの3周年記念を兼ねた引っ越しパーティにお呼ばれしました。
友人でもあり、本計画のコンサルタントとしてキーマンとなったnalと二人で伺ったのですが、
オフィスの中から溢れる程の人が集まり、様々な関係の若い方々でいっぱいでした。

会社社長の馬屋原さんのあいさつに、「今年のテーマはチャレンジです」とありましたが、
今回のリノベーションで、既に一つのチャレンジを達成しているのだと思います。
こちらの今なすべき提案に対して、様々なハードルと既成概念を払拭するチャレンジを社員全員で
受け入れ、乗り越えたのだと思います。
そして、今後のチャレンジにつながる第一歩なのだと思います。
社員一人一人が、「なぜ・だからこうしたんだ」といった本質的な部分を理解し、楽しんでいることは、
計画時に社内で良く検討された証であり、とても有意義な事になります。

今後の活躍を陰ながら応援して、こちらも良い刺激を頂きたいと感じました。
とても幸せな時間でした。

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KKC_試験杭

POSTED ON 2009年3月31日

KKCの試験杭が行われました。
設計しておいてなんなのですが、大型車が入り敷地も広いせいかビルでも建てるかの雰囲気でした。
ほぼ予定通りに打ち込め安心したのですが、構造家や現場監督のほっとした顔つきも印象的でした。
これから完成まで、皆がその時々で戦っているのです。

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SOR_office renovation 引渡し

POSTED ON 2009年3月13日

本日、SOR_office renovationの引き渡しでした。
設計期間・施工期間・予算も、相当厳しい中でしたが、それはそれで一つのチャレンジでありました。
引き渡しに当たり、この状況の中、工務店の方々を初め、クライアント様もさぞ大変な思いをされたと思います。
深くお礼致します。
この計画は、ITベンチャー企業の引っ越しに伴うリノベーション計画でした。
IT企業でありがちな、コミュケーションまでがPC上で済んでしまう既存環境。
飽和状態にあるIT企業の中、今後の躍進を実現する為の計画となるよう、様々な分野(企業コンサル・・企業マネージメント・金融など)の人間が集まりブレイストーミングを通した意見交換からスタートしました。
そこで、今後サービスなどのよりソフト面を開発していく上で、社内の密なコミュケーション無くしては、「発想・知」という部分で成長は見込めないだろうと考え、いくつかの仕掛けを行う事で、社内でのヒエラルキーを良い意味で無くし、ナレッジワーカーとしての意識改革を目指しました。

この賃貸物件は、既にしっかりリフォームされた状態にあり、また地下であるがゆえ防水上の問題、更に不動産契約上の現状復旧での返却条件が当然あった為、既存状態の内側にもう一皮加える方法で、それらを撤去すればすぐに元に戻る内容としています。

色々検討していく中、公園のような自由性を高める空間で、そこでは座り込んでディスカッションが始まったり、寝転んで本を読んだりと、より個人の自由性の意識を高め、自然発生的にコミュニケーションが生まれる空間を目指しています。
来客スペースですら仕切りの無い空間では、社員は来客の顔を直に見る事ができ、プロジェクトへの意識向上へつながります。
また、人工芝でつながれた一体空間では、方向性の無い円形テーブルをランダムな配置にすることで、そこではヒエラルキーが打ち消され、全員に同じ責任のある平等な空間となっています。
ちょっとしたルールも作ってみました。
・昨日の席には座らないルール:自分のデスクを持たず、日々違う席に座らなければいけない。
・靴を履かないルール : 芝生内は靴を脱ぎ開放性を高め、更に今までの既存の関係性を払拭する意識付け。

建築的に美しく・機能的にという「ハコ的」なことではなく、もっと「コト的」な、ここでコミュニティーが生まれ、ここで知識を共有する等、より有機的なソフト面を意識したプロジェクトとなりました。

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