晴れ。
現場もいよいよ追込み。
内部も仕上がり始める。
宇多津の旧市街には、寺社が点在し、歩いているといくつものお寺に遭遇する。
施主は、おそらく幼少の頃から、何気なくこういう風景を目にし、潜在的に寺社の存在を感じてきたのだと思う。
そんなお寺にある鳥居をいくつも潜るような、そしてご近所さんが通り過ぎるような住宅。
完成までもう少し。。。
晴れ。
朝6:00に起き、宿の裏にある聖通寺公園を散歩。
片道30分のかなりの坂道。
急いで戻りシャワーを浴びて現場に。
心配していた外壁も、職人さんの意地をきちんと感じる出来具合い。
作業の手間は、きちんと見えるもの。
NUTもこれから追い込みに入る。
晴れ。
夜の20:00に坂出市に着く。
駅前から歩いて数分のところに坂出人口土地がある。
着工したのがちょうど50年前。
空気間は、スペインや東欧で見た地方都市の再開発後の人口減少の静けさ。
基盤的に公園やら集合住宅やら駐車場、つまり小さな街をそのまま持ち上げた建築というか、ほぼ土木。
いい刺激。。。
晴れ。
待ちに待った外壁工事の確認。
ベルギーの外装材を、ビス止め方法をアレンジ。
しかし、どうにも職人さんの維持というかプライドを感じない出来具合い。
納得がいかず、張り直しを説得。
やり直しが大嫌いなので、設計時に、検討・試作を繰り返したにも関わらず。
悔しい。。。
晴れ。
早朝の便で香川に。
ようやく形が見える状況になっているので、ドキドキしながら現場に到着。
いいな、いいボリューム感。
低いプロポーションも、内部に入るとテンポよく奥行きのある大きな平屋。
いい。
現場の土間で業者さんと打ち合わせするも、業者さんが腰が痛そうなので、端材で椅子を作ってあげる。
どんどん陽が暮れ20:00までかかったが、やはり住宅は一番手間がかかる。
だから、住宅建築はオモシロイ。