最近、飛行機も10時間を超えると辛く感じる。
さて、カタールのドーハに早朝5時位に着いた。
ここでトランジットだが、6時間位あるので、街に出てみることに。
んんっ、カタールに付いた瞬間思い出したのが、「Liberal Arts & Science College」。
空港のwi-fiを使って調べてみる。
んで、google mapの航空写真で確認して、あった!行けそう。
これを見れる事は一生ないだろうと思っていたので、ちょい興奮。
トランジットに遅れる訳にはいかないので、とにかく空港を飛び出す。
しかーし、さすがガソリンが水より安い世界一の石油大国、渋滞がひどい。
途中の景色は、建築ラッシュの光景。
ここ数年カタールは、世界の建築家を招き、たくさんのビッグプロジェクトを達成している。
ちょっと、違和感はあるけど、50年前の日本もそうだよな。
「Liberal Arts & Science College」は、カタールのアラベスク(幾何学的文様)を抽象的に、建物全体に施した建築だが、webで始めて見た時は、ディテールの積み重ねでダイナミックなイメージを作り上げているしびれる建築だと感じていた。
しかし、実物はちょっとだけ感動が薄かった。
このアラベスクの準結晶パターンの壁は熱負荷を低減する役割を果たしていると思うが、ダブルスキンの構造体(開口部など)とは関係性を感じる事ができない。
もう少し構造と表層の関係性に合理性を感じるものであって欲しいな〜。
ちょい商業的なファサードの処理に感じがちで、軽い。
プランニングのストーリーは分からないので、なんとも言えないけど。
この後、欲が出て、Qatar museumに行き、新市街をさーっと駆け足で廻る。
渋滞でトランジットできるか怖かったが、なんとか駆け足で空港に入り、間に合った。。。
旅先での資金集めの為、先週ごっそりヤフオクに出品し、なかなかまとまったお小遣いができた。
お恥ずかしい事に、僕の旅はいつもそうだ。
今回のエアは、カタール航空で往復4.7万、そこにオイルサーチャージの3万がかかるのが痛いが、安いよね。
そして今日、中東への出発。
けどー、まだ荷物の支度をしていない。
結局、15:00まで仕事に追われ、そこから1時間でバックパックに荷物を突っ込んで、16:00に家を出る。
チケットとパスポートさえあればどうにかなる、他の忘れ物はまあいいか。
大丈夫。
たぶん。
おそらく。。。
。。。。。。。
「中東」という概念は、日本と欧米諸国では異なり、宗教的な概念であったり、地理的な概念であったり。
おそらく、この先も宗教的な諸事情で明確な区分がされるのは、遠い将来ではないだろうか。
中東は、昔エジプトに行ったっきりなので、まだまだ未知の世界。
分からないからこそ、実物を見て脳みそをブルブルさせてみたい。
情勢が不安定な事もあり、外務省や現地の人の情報を元に安全を優先し、行ける所まで行ってみよう。
この度、12/2〜12/13まで休暇を頂かせて頂きます。
恒例のバックパックの旅、今回は、以前から行きたかった中東です。
中東内で廻りたい国がたくさんあるのですが、現時点で各国の情勢が不安定である為、今回ばかりは、いつものルール(戻らず一筆書き)は封印したいと思います。
関係者の方々には、ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
※ しっかりと情報収集を行ない、あくまで安全を確保することを最優先と考えております。