本日、エリア045でカーフリーデージャパンの谷本さんを招いて、「モビリティーウィーク&カーフリデー」の勉強会を行いました。
「カーフリー」でというのは、普段は車に占拠される都市部を車の進入を規制し、自転車・公共機関・徒歩を中心とした都市空間の1日を作り出すというイベントです。
都市内の移動はマイカーに頼らなくても、移動が可能であると体感させる事が目的。
そして、「モビリティーウィーク」とは、カーフリーデーの前一週間を、都市交通を考える一週間とし、新しい交通施策を展開する期間ということです。
これは、単に「歩行者天国」的なことではなく、「環境」そして「街の再生」へとつながるとても興味深い試みです。
ヨーロッパでは既に成功例があり、都市の中心まで入り込んでいた車を規制することで、かえって都市内部が再生していった例があるようです。
確かに、ヨーロッパの都市には旧市街地というコンパクトな街があり、そこへの車の侵入は、道も細く、駐車の車などで、人が歩いてショッピングするには不向きな区域となります。ですが、城壁に囲まれたコンパクトな街だけに規制をかけやすいというメリットがある事が、成功の要因の一つかもしれません。
とても面白い試みです。
人口が減少しながらも郊外に膨張してしまっている日本の都市は、今後インフラの問題や空洞化した市街地など、大きな問題を抱えています。
今後、どのような形になるかわかりませんが、都市計画への参加を試みたいと思います。
勉強会の後は、045のメンバーで忘年会。
メンバー後藤さんの行きつけの中華街にある天龍菜館だったのですが、ここがすごい。
大衆酒場のカテゴリーどころじゃない。
マンションの1階が客席で厨房が3階なのですが、客席は完全にガレージ。
客席は大きなシャッターで仕切られ、そこを開けると普通にマンションの住人が行き来する不思議な感覚。
お酒は棚にごろごろ置いてある紹興酒を勝手に開け、お皿やグラスも自分で取りにいくシステム?なのか、そうでないのかわかりませんが、食事も果てしなく出てきました。
上海蟹、うまかったーー。

昨日の夕方、海外より戻ってきました。
戻るや否や車を置いているガレージにむかい、エンジンをかけると「あ〜やっぱり!」。
エンジンがかからない。
バッテリーが上がってました。
自業自得です。。。。。。。。。
いつものディーラーさんに電話したものの、案の定、僕の92年式 ゴルフカブリオレクラシックライン用のバッテリーは在庫がなく、3日程かかるとの事。
そこで、ゴルフⅠ・Ⅱの修理で有名な町田のスピニングガレージさんに電話を入れたところ、「いつでも置いてありますよ」とあっさり。早速、スピニングさんにバッテリーを交換して頂き、ついでに他の細かい部分も見てもらいました。
ここで感じたのは、「一言がかえってくる」ということ。
最近、修理工場でのやりとりは「ここどうですかね〜」と聞くと、大抵は「大丈夫だと思うんですけど〜」
みたいな曖昧な言葉。
絶対に何かそこに問題を抱えてそうだから問う訳なのですが、「それじゃ見てみよう」とか「それは多分こうですね」みたいな意見を頂ける事が少ないんです。
現行の車は、修理箇所も修理方法も修理部品も、全てコンピューターでチェックし管理される訳ですから、そのような「感」というものの必要性がなくなってしまっているので仕方ない事なんでしょうが。。
利便性が、エンジニアを衰退させている気がします。
それは、人間の生活でもいえる事で、多機能・利便性が人間の本能や能力を衰退させていく気がします。
VWゴルフⅠ・Ⅱを14年程乗っている僕は素人なりに「音で何か調子が悪い事」を感じることができます。
今日のスピニングさんの店長 田中さんは、不具合を音で一瞬にして感じ取り、更に既に生産の中止されたこの車の部品も「どこかにはありますよ」とか「何かを利用して」とか頼もしい一言。
とても気持ちが良い。
また共感がもてたのは技術だけでなく、この会社は「大人の遊び場」だという事。
いい意味で。。。
エンジニアが楽しそうに作業し、更に興味深いのが、作業場にはお客さんが普通にうろうろしている。
エンジニアも楽しんでいますが、お客さんも楽しいんですね。
知らないうちに、エンジニアも十分に営業マンの役割を果たしています。
非常に無駄のないシンプルでコンパクトなスタイルが自然に取れている面白い会社でした。
イマジネーションに長けた会社は、揃って会社が遊び場化しています。
「Apple」・「google」とか。。。
ここも規格外の事をしてでも、どうにかしてやろうというイマジネーションがエンジニア同士で常に要求されているのだと思います。
たまたま僕が東欧に行って、VWゴルフⅠ・Ⅱが現役で走っていたことを伝えたところ、いずれは東欧に買い付けに行くとおしゃっていました。本国ドイツでは、もう走っていませんからね、Ⅰ・Ⅱは。
これから、まだまだ楽しいVWライフが続けられそうです。
面白い会社・面白い人達と出会え、興味深い一日でした。

昨日・今日と松本出張に行ってきました。
そして昨晩、MYZの農申受付を祝って、ご夫婦と打上げをしました。
これから一年間、ひたすら申請が下りるのを待つしかないんですが。。。
そこで、お店にさりげなく置いてあった何ともかわいいラベルのイタリアワインを頂き、更に驚いたのが、先日受賞したグッドデザイン賞を祝って、旦那様がケーキを準備してくれていたんです。
素敵すぎます。。。。
かっこよすぎです。。。。
そして、いつも飲み過ぎてしまうんです。。。。
オープンして間もないイタリアンのこのお店には、地元の飲食関係の人やアパレルの方等が、次から次へと入って来て、気さくに話しかけてくれます。
向いに座っていらした素敵なご夫婦と意気投合し、夜中だというのに、ご自慢のお家を見せて頂けました。松本で一番いい場所の女鳥羽川沿いにある、とても気持ちよい住宅でした。
人は人と会話をするとパワーをもらえます。
出張に来たのに、充電して横浜に戻ることができました。


昨日、高松のMUCのファーストプレゼでした。
今回は、安い飛行機のチケットが取れたので、車ではなく飛行機で。
いや〜人間は空を飛ぶ乗り物を創ってしまうのだからすごい!エアプレインばんざい!前回の日帰り往復1400kmの車の旅とは違いすぎる〜〜。
肝心のプレゼも、ご家族に気に入って頂けたようなので、今後更に良いプランになるように頑張りたいと思います。
帰りの飛行機で見る景色が、とてもきれいだったのでパチリッ。

帰り際にご家族に頂いた箱詰めの「すだち」。
とりあえずウチに帰るやいなやサイダーに入れてみました。
うまい!
こんなに入って290円だそうです。。

KKCのご家族協力の元、いつもお願いしている写真家の鳥村さんに撮影して頂きました。
晴れ男は、鳥村さんなのか僕なのか?
今まで天候不良というのが一度も無く、撮影は毎回すごい快晴です。
先日、KKCのオーナーと食事した際に嬉しい一言がありました。
「家をつくるという事はこういうことなんだな」という一言。
今回のオーナーは、割と個室主義者で個室で本を読んだり、PCで仕事をしたりなど、個室の重要性をおっしゃっておりました。
その反面、来客がほぼ毎日のようにいらっしゃるお家で、時には30人程集まる事も。
当然、リビングなどの家族の共有スペースの重要性は高くなる訳ですが、この新築を機に生活にも変化を起こしてもいいではないですかと設計段階で提案させて頂いていました。
引き渡してから、1ヶ月程度でありますが、オーナーの生活に明らかに変化が起きているようです。
個室に滞在している時間が激減したり、
屋外テーブルで昼食用にご自分でサンマを焼いたり、
特注で製作した鉄板焼き付きのダイニングテーブルの鉄板をご自分で磨きを入れたり。
僕はどの物件でも、これをきっかけに生活スタイルも新たに変えるべきですと言い続けています。
家を創るという事は【 新たな生活を創るコト 】なんだと思うんです。
つまり、僕たちは【新たな生活を設計する】訳です。
オーナーが、今まで積み上げてきた生活スタイル・感覚だけではなく、自分らしい・自分だけの・そして今まで気付かなかった新たな感覚や可能性など。
そして、オーナーは、家をうまく利用して生活し、ご自身でカスタマイズしていく。
それ以上は、設計者の僕は手を出さない。
今後も、自分の新たな生活スタイルにどんどん変化していくことを願っています。
鳥村さんから写真が上がりしだい、resultページにアップします!







