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海の家の解体

POSTED ON 2009年9月10日

最近出張続きだったので、早朝5:30から2時間ほど辻堂で入水しました。
湘南に入るのは、久々だなー。
茨城に比べ水も温かいし、やっぱり開かれているし。
台風の残してくれた微かなウネリも潮の動きでメローに割れていて、丁度いい感じ。
気分の良い帰り道は、少し遠回りでも学生の頃から通り続けているR134の海沿いを通るのがお気に入り。鵠沼・江ノ島・七里・鎌倉・逗子を眺めながら。。。。

どの海岸でも「海の家」の解体が始まっていて、とうとう夏も終わりなんですね。
う〜ん、何か寂しい。

でも、明日からまた出張でKKCの引き渡しやオープンハウスが待っています。
一緒に数ヶ月を過ごしたメンバーの元へ張り切って行ってきます。

いいオフタイムでした。

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朝摘み穫れたてブルーベリー

POSTED ON 2009年9月8日

長野出張の足で、夕方から松本のMYZの打ち合わせに行ってきました。
MYZは、色々な面で期間の長い仕事になりそうなのですが、それの第一歩となる農振申請の下打ち合わせです。
お施主様と行政書士の方を交えて、来月の提出までに詰めていきます。
これが通らなければ、計画が消えてしまうので、意外に気が引き締まるもんです。
夜の20:30頃に打ち合わせが終わり、お施主様に色々頂いたのですが、旦那様のご家族がとったブルーベーリー箱詰めが激うまでした。
朝摘みがいいというのは、植物も人間と同じということです。
つまり動いている日中に体力を消耗し、寝ている間に体力を回復させ、且つ朝露などが落ちる朝に水分をたくさん含む訳ですね。だから、日持ちも良くなるんです。

ジャムやジュースにするにはもったいないので、一粒一粒ぱくぱく食べることとします。

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炎天下と腰痛とピンコロ

POSTED ON 2009年9月8日

以前竣工させて頂いたTYM(長野)に行ってきました。
今回、外構にピンコロ(石)を敷く事になり、お施主様と二人でチャレンジしてみました。
意外に大変だろうなと思っていましたが、そんなに大きな面積ではないので、なんとかなるかなと。
しかし、やっぱりあまいですね。
ちょー大変です。
まず、天気がよいのはいいのですが、ものすごく暑かった~。
おまけに、ずっと低い体勢なので、腰が痛いなんてもんじゃない。
でも、自分の設計した建物に施主と二人でやる施工は楽しいもんです。
設計していた当時の思い出話をしたり、今の状況を聞いたり。
たまたま同い年ということのあるのですが、施主ご自身も美容室を独立されてやっていて、お互いに良い刺激になるんです。

そんな話をしながらも、なかなか進まない状況で、お互いに「天才だねー」とか「うまいなー」とか、無理に励まし合って、なんとか二日間かけて終了しました。
夜に地元のホルモン焼きのお店で、プレ打ち上げして、いい夏の思い出になりました。

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KKC_残りわずか

POSTED ON 2009年9月5日

KKCも、とうとう追い込みです。
既に建築は、ほぼ95%は終了していて、残りは造作家具の一部と外構といったところ。
お施主様のお母さんが、毎日のようにカメラを持って現場に足を運んでくれています。
現場のできていく課程が面白いんだそうです。
やはり僕たち設計者にとっても、お施主様が熱心であることは嬉しいことです。
一緒に創っているというか。。。

外構は、建築に服を着せる感覚で、実は建物の善し悪しを左右するキモなんです。
母屋・新居の芝も全て張り替え、ぐっといい感じになってきました。
2種類のフェイクの芝もどうなることか心配でしたが、かわいい感じになってきました。

造作家具は以前の台湾の台風の影響で材料が入ってこないなど、僕と同世代の家具屋さんが、必至になって最後の詰めを行っているところです。
家具屋さん頑張れ。

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鉄の家具

POSTED ON 2009年9月2日

本日、スチールのソファ・ダイニングテーブル・ローテーブルなどの製品検査に大阪まで行ってきました。
この手の家具は、「勘」というものが、大きく左右します。エンジニアの方々と「あーでもないこーでもない」と何度もやり取りを重ね、突き詰めていきます。構造家に、力学的なアドバイスを頂いたり。
しかし構造計算通りに考えるとフレームが大きくなったり、部材が増えたりするので、最終的には「勘」と「経験値」が最終判断となります。ある意味実験的かもしれませんが、僕はこういったプロセスを乗せる事こそオーダー家具なんだと思うんです。
ただ使いやすくとか機能性を求めることではなく、そこに人と人がぶつかった意思が乗っているかということが、重要なんだと思います。
僕の大好きな住宅で、広瀬鎌二さんが50年前に設計された上小沢邸というものがあります。
その家には、広瀬さんが設計されたソファ・テーブル・デスク・浴槽などのプロダクトがありますが、それらには全てに「思い」や「意思」「苦労」が感じられていて、良い朽ち方をしています。少し錆びていたり、すこしホコリが溜まっていたりするのですが、そこに長年生き延びてきた証を感じます。
そして、それと一緒に生活されている上小沢夫妻が何といっても素敵なんです。

最終的にいい仕上がりになって、愛される家具になるよう願っています。

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製品検査の前に時間があったので、安藤さんの「住吉の長屋」を見てきました。
数ヶ月前だったか、ギャラ間でやっていた安藤展で住吉の内部空間が再現されていて、仮設ではあるものの体感できていたので、頭の中で良くシュミレーションできました。
30年たった今でも良いというか、個人的には、むしろ良さを増しているのではないのかなと。
人の手を感じるし、現場の風景がなんとなく想像できるヒューマンぽさの強い建築でした。

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