今、僕が所属しているarea045で、「横浜の好きな場所」をお題にメンバーでコラムを書いています。
せっかくなので、僕が書いたコラムをここにアップします。
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【ウチのコノ位置】
横浜といえば、いい所がたくさんある。
臨港パークに赤れんが、山下公園に大桟橋・元町・野毛・馬車道・外人墓地、もっともっと。。。。
たくさんあって大好きだから、この街に住んでいる。
でも結局一番好きなのは、「自分ちのソファの一番はじっこ」かな。
ウチの前には根岸森林公園があり、東側には海、北側にはベイブリッジやみなとみらいのビル群が見える。
大きく隆起を繰り返す根岸森林公園には、曜日を問わず、そして国籍を問わず、色々な人が自由に時間を過ごしている。
不思議と公園内では、知らない人同士が、ちゃんと気持ちの良い挨拶を交わせる。
そんなところに位置する我が家は、築38年のマンションをちょっとだけ改造して、なんとか住めるように保っている。
賃貸ですけどね。
スキマ風は当然だし、上階の足音は聞こえるし、断熱なんかされているはずがない。
ベニアを貼っただけの床では、たまに土足で上がってくる人もいたり。
この小さな空間に、時には20人以上の人がワイワイ集まったり、一人で楽しい事を考えたり、落ち込んだり。
そんなウチのリビングに置いてあるモビリアのソファの一番窓側が僕のお気に入りの場所。
自分の「居場所」を持つ事は、人にとってとても大きな充足感なんだと思います。
それは、自分の家を持つ事だったり、週末に趣味で過ごす場所だったり、仕事での自分のポジションだったり。
僕のはもっと小さくて、「ソファのはじっこ」。
でも、ものすごく充足感を感じます。
自己満足でいいんだと思うんですよね。
それは誰かの価値観や一般的な価値観ではなく、自分が それに思いを寄せることが大事なのです。
僕は、ここが好きとか、これが好きとか。
成熟するとは、地味な事が多いんだと最近思うんです。。。
すみません、横浜の紹介になっていないですね。

今日は大磯の友人宅にお邪魔しました。
大磯はいいところ。
東海道で平塚を超えた瞬間にローカル色がほわっと出てきます。
午後から海で遊んで、夕方からBBQ+花火。
去年もお邪魔しましたが、これをすると夏もそろそろかなと。
お肉に海鮮にチーズフォンデュと とにかく食べづくしのしゃべり倒しでした。
リフレッシュして、月曜から仕事モードに切り替えられそうです。


月・火曜とKKCの床塗装でした。
今回色々な事情があり、外部の塗料は僕が塗り、内部の床は塗料メーカーのOSMOさんのご好意によって無償で塗り上げて頂きました。
Polyx Proという自然塗料で、従来の手塗りではなく、ポリッシャーによって仕上げるのですが、刷り込んでいる為に、1時間もすればかなりサラサラ感がありますし、強度も圧倒的に高いようです。
床材に使うメープルは、かなり白っぽく繊細な木なので、この塗料には期待したいところです。
今回施工して頂いたのは、なんとOSMOの営業の方々です。
メーカーさんというと、物を売るだけで現場での知識に物足りなさを感じる事があるのですが、とてもプライド高く且つ楽しそうに行っていました。色々話を伺うと、「自分達は物作りの一員なんだ」という意識が非常に高い事が話の節々で感じとれます。
そういう人達と仕事ができるのは、とても喜ばしく、仕事のモチベーションが上がります。
気持ちがのっている作業は、それなりの成果が現れるものです。

大学時代の友人とブラフガーデンのビアガーデンに行きました。
昼から水分補給を我慢し、且つ歩いて行った為に、一口目がうまい!
他の人も、ここへ来るには最寄りの駅が遠い上に、山手の坂の頂上ということもあって、汗をダラダラ。
そりゃビールがおいしいですよね。
夏だけ開放され、意外と知られていない為か、いわゆるビアガーデン的なワイワイ・ガヤガヤした感じがありません。
ゆっくりと横浜の景色を一望しながら会話を楽しめます。
今年の夏は夜が涼しいので、湿度を感じる事無く気持ちよく過ごせました。

友人と越後妻有アートトリエンナーレに行ってきました。
めちゃくちゃ楽しいです。
過疎高齢化が進行する越後妻有で、地域に埋もれる廃校・空家・野原などをアートを媒介として復活させ、その魅力を世界に発信して地域再生を築こうという3年に一度のアートフェスタ。
エリアがいくつかに別れていて車が必須なのですが、そのエリア間に通り過ぎる気持ちの良い景色が、実はこのフェスタをより魅力のあるものとしています。展示物のインフォーメーションは、道脇に小さなカンバンが出ている程度で、それを見つける楽しみもくすぐるところです。
受付をしている子に話を聞くと皆ボランティアで、その人達を「こへび隊」というそうです。こへび隊は、海外や東京の大学生、地元のおばあちゃんに、近所の10歳の子供など、さまざまな人が入り交じっていて、みんなが楽しみながら交流を増殖させているのです。地域に根付いた本質的な地域再生プロジェクトですね。



