JDKのカーテンウォール製品検査に大阪に。
朝から名古屋は大雪で、新幹線が大幅に遅れる。
さて、大阪には鉄のいい工場が多く、以前製作したスチール家具工場もこのエリアで、今回の工場のすぐ近くにあった。
今回のカーテンウォールは、長野で部材製作が行なわれ、それが大阪で溶融亜鉛めっき処理〜リン酸処理され、そして長野工場に戻され、コーティング。
そして、ようやく東京の現場に搬入される。
本来土木用に、「鉄を錆びさせない」という目的で開発された溶融亜鉛メッキだが、それを仕上げとして使うという行為は単純ではない。
更にリン酸処理ともなればなおさら。
溶融亜鉛メッキ・リン酸処理共に知れば知る程、ムズカシイ行為で、僕はこれまでに何度もチャレンジしてきたが、なかなか現場が理解してくれない。
土木用のガードレールをメッキするのと同じように荒々しい仕上がりで、現場監督と工場に何度も説明を重ねて、納得のいくものになるまでとても困難だ。
温度管理に、不純物の除去などなど。。。
建築で使われているのを街で見かけるが、ただの溶融亜鉛メッキな事が多い。
建築家が誰よりも分かっていて、現場で説得しないとイイ物にはならない訳だから、ただ錆びない素材でしかない。
おまけに、平気で溶接を入れたりして、焼きが入ってしまいサビが出ているものまである。
無駄使いだ。
この工場のメッキ処理・リン酸処理は一流。
むしろ勉強になる事が多く、今後の為にもなる。
せっかく大阪に来たのだから、一泊したいところだが、諸々あるので数時間でトンボ帰り。
NMNの現場。
順調に進むNMN。
順調は喜ばしい事だが、あまり順調に進むと少し寂しさを感じる。
現場打ち合わせを行い、細かく見ていくと、気になるところが見えてくる。
やはり住宅は難しい。
構造だけの状態〜壁が張られる〜仕上げが張られる、と工程の度に見え方・感じ方が変化する。
毎回変わる変化がオモシロイ。
浅草の現調を終えて、駆け足でJDKに向う。
今日は2階部分の建て方。
通常、一層4週程度のピッチで上がっていく鉄筋コンクリート造だが、PCであるJDKは1週間ピッチで立ち上がっていく。
早い。
そしてきれい。
今日は、朝から浅草の住宅の現調。
お恥ずかしながら、浅草寺は初めてで、ここの魅力にぐぐっと魅かれてしまった。
商業と住まいが、道一本で変化し続ける。
年齢層もご年配の人と若い人がmixされていて、歩く度に展開する街並が楽しい。
小さなスケールの町なのだが、それでもいきなり大きなビルがあったり、敷地いっぱいにお互いが鬩ぎあっていて力強さを感じる。
その建物の並びと並びの隙間が路地になっている訳だが、洗濯物やプランターが道路に越境していたりする様は、何か良いコミュニティーを連想させる。
間違いなく、すごいポテンシャルがある。
ワクワクしてきた。。。。
松本のnestのお施主が、横浜に来るとのことで、夕飯を一緒に。
何年経っても、こうやって会えるのは嬉しい。
そして、あの頃の話しに遡ったり、ここ使いにくいですよ的な話しを聞いたり。
それでも、施主はどんどん逞しくなっていて、もうアドバイスすることなんてなくなっている。
寒空の中、二人は帰っていったが、こういう時が仕事を続ける糧となる。