山手のマンションリノベ YAMATE APT.の解体が終了し、造作に入り出した。
といっても造作工事は殆どなく、解体8割り、造作2割りといったところかな。
単に解体と一言でいうが、本当に大変な作業。
集合住宅ならではの近隣への配慮が並大抵のものではない。
騒音に埃、駐車に、運搬経路の整理、などなど。
施工会社の社長は自ら毎日現場に足を運び、諸々の擦り合わせに緊張感を感じさせてくれる。
若い職人さんの必死さをダイレクトに感じ、築41年の解体に苦戦しながらも日々整う様子に、ようやく顔つきが柔らかくなりつつある。
みんな誠実だし、この現場、気持ちいいな。
変化していく顔つきに、いい流れを感じる。
こういう一体感は、僕の好みだ。
残業してたら、ドンドンと花火の音。
築100年の事務所が、微妙に揺れる。
ビール買っときゃよかった。
事務所の近くにある穴場ポイントがあって、ふらっと行ってみるが20人位しかいないので良く見える。
夏はイイネー。
今日予定の打ち合わせが急にキャンセルになったので、hang outに変更!
ってことで、湖だ。
河口湖付近に向ったが、朝早く着き過ぎたので、近くの湖をうろうろ散策し、僕好みの西湖で落ち着く。
余計なお店もなく、あるのは釣り船小屋くらい。
人が少なく、田舎っぽい静かな感じが、僕にはしっくりくる。
着くやいなや、ジウジは、湖に突進。
一日中泳ぎ続け、なかなかやめないので無理矢理車に突っ込んで、山中湖に移動。
なぜ、山中湖か!
そう、今日山中湖では、大花火大会があると、道の看板に大々的に出てたんだね。
なんて、ラッキーなんだ。
初めて見る山中湖の花火は、3つのポイントで上がり、見応え充分。
次の日は仕事があるので、5時に家を出て、自宅にAM6:30に到着。
うん、満足の休日。
夏、まだまだ。。。
はい、今年も来ましたフジロック。
さすがだねー、天気予報では、ずっと「晴れマーク」だったのに、前日に「雨マーク」に変わる。
到着早々、豪雨スタートで、不思議とテンションが上がる。
雨に打たれながら、もう宿に戻ろうかなと何度も思うも、最後のjackまで見切る。
次の日、いつも予約するホテルで目を覚まし、疲れ切った感がたまらなくイイ。
今年もやり切ったな。
さて、太陽が上がり切る前に、横浜に戻ろう。
NMNは設計も終了し、見積期間なのだが、これまでに経験した事のない事態。
施工会社さんから見積があがってこない。
昨年からその状況は、他の事務所の方々から聞いてはいたが、最近の様子は異常すぎる。
バブル崩壊にリーマンなど、この20年で建築に関わる業者さんが離れてしまい、日本中で業者不足になったという次第。
見積が出なければ戦いようがないから、もどかしい。
出てきたとしても、当然異常な単価な訳で。
まあ、これまでも予算との戦いはいつも厳しかったので、あまり変わらないと言えば変わらないのかもしれないけれど。
まずは、お施主様に近況を報告した上で、「それでも世の中の流れによって設計内容は変えるつもりはない」という意思を伝える。
設計者は誰よりもリーダーシップをとらなければいけなくて、いちいち右往左往してはいけない。
誰よりも先に風を受け、耐え抜かなければいけない。
じゃなきゃ、施主へのうらぎりだ。
今回だって、これまでだって毎回きつい訳だから、僕がぶれてはいけない。
施主は、これまでの複雑であった行政との協議による成果を忘れず評価してくれている。
そして、施主の「任せます」という力強い言葉に、僕は助けれる。
モノを作る時は、1人では達成できない。
当事者の強い意志が不可欠なんだな。
打ち合わせ後、事務所の庭のハーブにしがみついているセミの抜け殻があった。
この感じ。
施主を裏切らず、諦めず信念を通そう。
その結果が、施主の為になる。
しがみついて戦えば、いつか飛んでいけるかもしれない。
このセミみたいにね。