今日こそ、ようやく海に行けると意気込んでいたが、朝起きたらまさかの寝違をこじらせ、首も背中も手首まで痛い。
普通ここでま寝違えるものかな?
昨日のプレが終わって、ほっとしたのか熟睡しすぎたのだな。
「遊びも努力だ」といい続けている僕だが、やっぱり365日ホッとなんてしてはいけないんだ。
ということで、やっぱり今日も事務所。
一人の事務所で、最高の天候の中、事務所の庭を眺める。
あ〜気持ちいい。
そんで、NESTの施主から先日送られてきた画像を眺めながら、ニヤニヤする。
自分達で、渡りのデッキを創った風景。
こういう風景というか、こういう行為こそが、僕の理想的な家のあり方。
今の松本は一年のうちで一番いい時期。
時間作って、また遊びに行きたい。。。
STH (Sakura jyosui apartment renovation )の1st プレゼンテーション。
壁式構造のRCマンション。
間仕切り壁までがRCで作られ、大胆な間取り変更ができない中で、どう自由を獲得する?
頭の中でモヤモヤを続けて、プレゼン1週間前にようやくモヤモヤが晴れる。
ハード(空間)の変化ではなくて、ソフト面の変化。
その変化を新鮮なアイディアで。
それは大掛かりな事ではなくて、ちょっとした事。
RC壁面に木の間柱を@455で流し、それはまるで木造のように。
で、それで終わり。
それ以上は仕上げない。
通常は、そこにボードが張られるが訳だが、それが自由を無くしてしまう。
かといって、RCのままだと、素人ではなかなかビス1本打つのも困難。
壁面中に流された木の間柱には、時計にサーフフボードにドライフラワー、子供の写真に、blah blah blah……
家族の色んなものが飾られて、それが仕上げになっていく。
建築家が仕上げるじゃなくて、住み手が仕上げていく。
それによって、イエからウチ、ハウスからホームになっていく。
その変化は、施主も楽しいし、僕だってタノシイ。
このプロジェクトも楽しいぞ。
今、進行中のFMM、MRM、MIC、BHG、STH、WWK楽しいプロジェクトがいっぱいで、この楽しみに溺れそうだが、この楽しい気持ちを持てる事が、施主に対しての対価なんだ。
楽しいくて、全力でできるシゴトしかウチにはない。
だから休みなんていらない。
それはウソだな。
最低、海には行きたい。。。
100%LIFEの取材でHSKへ。
こういった取材でライターさんからの取材に応えていると、依頼された当時を振り返ることができるので懐かしい気分になる。
そして今、引き渡されたHSKも完全に巣立って、施主の色でいっぱい。
イエは僕たちではなく、使い手が育て、ウチになっていく。